「ふだん気にしたことないけど、言われてみれば一風変わったデザインだな」
「確か、このマークがプリントされたTシャツを着て夏のお祭りに行ったなあ」
本牧一丁目東町会のホームページを開いて真っ先に目に飛び込んでくるマークを見て、
そう思っているあなた。実はこれ、町会のオフィシャル・ロゴなのです。古代中国の象形文字とアルファベットを組み合わせたようななんとも不思議なデザインになっています。
このロゴが誕生したのは1995年。町会の皆さんが気軽に着られるような東町会オリジナル・デザインのTシャツをつくろうという話が持ち上がりました。当時の本牧一丁目東町会の会長でいらっしゃった故・山内正治さんが中心となって、ロゴ作りが始まりました。
実際にこの「不思議ロゴ」を生み出したのは正治さんの息子の康弘さんだそうです。康弘さんはデザイン関係のお仕事をなさっていて、まさにうってつけの方でした。
20年以上に渡って祭礼委員長を務め、現在は1丁目東総代の岩田光正さんも当時のことをよく知る人物のひとり。岩田さん曰く、この「不思議ロゴ」が背中側、つまりバック・プリントされたTシャツを当初S、M、L合わせて100枚作ったそうです。お値段は1枚1000円。まさに気軽に着倒せるモノでした。最初の100枚は即完売。その後も50枚単位で何回か作られていきます。Tシャツ以外にも半纏、ハンドタオルなど夏祭りの必須アイテムで「不思議ロゴ」は活躍しました。
そして今、東町会ホームページの表紙を飾るのもこの「不思議ロゴ」です。1995年の誕生以来変わることなく東町会の皆さんから愛されてきました、と言ったら話盛りすぎ?でしょうか。